体操と裁判

体操経験のある弁護士が、裁判になった事案の検討を通じて、体操指導者の注意義務について考えるブログです。

2017-07-18から1日間の記事一覧

⑪高校生が、部活動紹介で、マット運動のロンダート~バク転~バク転の演技中、傷害を負った事案(責任肯定)

⑪福岡地小倉支部判平成17年6月28日(D1-LAW 判例ID 28131252) 1.事案の概要 平成12年10月28日、県立A高校の2年生Xは、男子新体操部の活動紹介の一環として、体育館のステージ上でロンダート~バク転~バク転を実施した際、…